浸透するまでは時間が(11月26日、木)

こちとらにとっては初めての活動場所だ。
東菅小学校の休憩時間を使っての読み聞かせだ。

小雨降る中傘をさして坂道を下って学校へ。
10時20分に2時間目の授業が終わって、3時間目は50分から始まる。
この間の休憩時間を学校から頂いて、本が好きな子相手に聴いてもらうのだ。
別に強制でないので好きな子だけが集まってくるという趣向だ。

読み手は3人こちとらと、ここの場所を開拓したAさんとUさんが今日のメンバー。
 浸透するまでは時間が(11月26日、木)_c0147935_14432279.jpg読む場所は図書室の隣の閲覧室。
きれいにリホームしてあって感じのいい会場だ。
クリスマスも近いとあってそれふうの飾りがいっぱい、
窓に張り付いていたり天井からぶら下がっている。
この会場教室からっ遠いのは玉に傷というところ。
児童がその気になっても移動時間がかかるので
どうしたって会場まで25分からは読み始めらない。

一番バッターはUさん。児童が姿を見せないが練習のつもりで読み始める。
途中まで読み進んだところで、低学年の男の子が数人絵本の前に。
最初から読み始めるが2分と経たないうちに、児童が思い思いにはしゃぎ始める。
とても読み聞かせの現場とは思えない。部屋の中を走り回ったりするのだ。
別に聞くことが目的で来た子ではないのかもしれない。
Uさんの読んでいる間はなかなか静かにならなかった。

2番手がこちとら。
 浸透するまでは時間が(11月26日、木)_c0147935_14442446.jpg「ともだち ひきとりや」を読む。
注目してもらえるように隣の部屋で自分の好きな本を
読むために来た児童にも聞こえるように大きな声で読んだ。
抑揚をつけながら、せりふも極端にべらんめえ調で。
そうしたら絵本に注目してくれる子がきちんと座ってくれた。
それを機に絵本に顔を向ける子が増えだした。
こちらの絵本で声を出して笑ってくれたのは「イタチのオアなら」のページだけだったが。
反応占めいてくれたのがうれしかった。

最後はわがグループ最高に上手いAさんお出番だ。
このころになると部屋の雰囲気も大分変って見る、聴く児童が10人ぐらいに膨らんだ。
Aさんは日本昔話を読む。
聴いたことのある児童もいたりして、いろいろと声が入ったり反応が多かった。
さすがに上手い。スムーズに引き込むように読む。見習わねば。

時間通り45分、3時間目の5分前に終了した。

ひとり女の子が我々のいるところまで前に来て「上手に読んでくれてありがとう」とひとこと声をかけてくれた。
なによりの報酬だ。

いい気分で家に帰る。

午後は雨も上がったので自転車に乗って病院へ。
今日は放射線治療だけ。
 浸透するまでは時間が(11月26日、木)_c0147935_14481272.jpg

三沢川の親水階段、きれいに土砂が取り除いてあったが。
青の取り除いた土砂は階段隣の法面にブルーシートを被せて置いてあった。
3時には家に戻れた。

万歩計 8427歩

by mmmbokuten | 2015-11-26 18:28 | 絵本読み聞かせ | Comments(0)  

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