飛行機が飛ばなければ車で(9月14日)

ポカラからジョムスンへの飛行機、何しろ飛ぶのは午前中だけ。
有視界飛行が絶対条件で、離陸・着陸飛行場が曇りでなくかつ途中の峠上空が晴れているときだけとのこと。
午後は雲が出たり風が出たりの気象条件のため、飛行はしない。

飛行機に乗るためには予約を入れたうえ、朝早くから飛行場に出向いて飛行機が飛ぶのを待つことになる。

そのため4時半起床で、朝食抜きで5時45分にホテルを出て、6時に空港に着く。
わがグループ1,2番機の予約をとっとぃる。
1番機の離陸予定はは7時15分、飛行条件が整えばの上ではあるが。
残念ながら飛行条件が整わず、予定時間に1番機が飛び出しそうにない。

腹も減ってきたということで腹ごしらえをしながら待つことになった。
こちとらはアメリカンブレックファーストをいただく
9時過ぎになってやっと飛行が可能になったとのアナウンス。

9時30分いよいよこちとらが乗った一番機が離陸する。
30人乗りの右側の席に陣取る。
離陸後下の景色を楽しむ。
山間の切り立っている渓谷が目立つ。
離陸後15分、雲が多くなる中飛んでいる。
結局ジョムスン空港が晴れていないので着陸できず、引き返すことになった。

戻って早々に今日はジョムスン空港へ飛行機で飛ぶのは無理ということになった。
明日になれば飛べるという保証もない。結局陸路を4輪駆動車で移動することになった。
この辺の臨機応変に対応できるのには感心した。

飛行機に積んだ荷物を再びおろして、4駆の屋根にのせる。
布製のバッグだ、てんこ盛りに載せることができる。
10時半に飛行場を出る。

わがグループ3台の4駆で走り始める。
車ということで、目的地で足りないものあるいは宿泊地の要望品を街中で調達しながら進む。
街中はまあまあ舗装してあるので区分が悪くなることはなく走る。

ところが街中を走っている間に運転手が首をかしげるようになった。
車のどこかに異常を感じたようだ。
同乗しているガイドのジグミさん「ライトトラブル」と言って心配しないように仕向ける。

街中の車の修理工場に寄って直してもらうことになった。
その修理工場のメカニックいろいろと手探りをして調べていたようだが、自分の手に負えないと言って上級のメカニックを電話で呼んだ。
バイクに乗ってきたそのメカニック。
テスターを出していろいろ診たようだがこれまた手におえないと両手を挙げた。
この間1時間以上ロスしたことになる。

しょうがないということで別の車を手配する。
結局修理工場に来て出発できたのは1時間半後の午後1時になってしまった。
別の車ということで来たのがパジェロ。
5人乗り。従前のものより小ぶりだ。

乗るのもわがグループ4人と運転手だけ。
現地の人は運転手だけ。この運転手、現地の人は自分だけとあって気ままに運転する。
街中を出れば舗装はしていない。それどころか舗装もしていない凸凹の悪路そのもの。
車にシートベルトはないとあって、体は前後左右上下と揺さぶられる。
それで運転手、客の思いもも意に介さず、スピードを上げて突っ走る。
勝手気ままな運転だ。
音楽も自動車のエンジン音に負けずに大ボリュームでかけまくる。
恐怖心を紛らわせているのではないかとも思うが多分に煩い。。

途中4時過ぎに昼食とトイレ休憩。こちとらは焼きそばを食べる。
その他休憩も入れて8時間かけて予定宿泊地ガミとは違うツクチェのタサンビレッジに午後9時に着く。

このホテルガイドブックに絶景ホテルということで特別掲載されているホテルだ。
わがグループのリーダー楜沢さん設計のホテルだ。
予定ではこのホテルローマンタンからの帰りに宿泊するはずだった。
思いのほか早く泊まることになったものだ。
 建物は石造り、ロビーには暖炉もしつらえてある。赤かと燃えて歓迎の意を表してくれているようだ。
部屋は気の向く銛がいっぱいだ。蚊的に寝られそう。

遅い夕食はこたつ風の大テーブルで頂く今日はここ特産の焼酎とビールで頂く。

by mmmbokuten | 2014-09-14 22:29 | 旅行 | Comments(0)  

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