来たぞ吉見百穴(6月10日、土)
でも出かける機会は全くなかった。
それが昨日宿泊したところからハイキングがてら行ける距離にあるとKさんが教えてくれた。
Kさんは実際に昨日寄って来たとのことで地図まで頂けることになった。
宿泊施設の「フレンドシップハイツ吉見」を9時に出る。
裏口から、両側とも背の高い雑草地の真ん中の舗装した道を歩く。
太陽がかんかんと照りつける。
雑草がとぎれて住宅や畑が見える間もなく前方からほら貝の音が聞こえてくる。
どこから聞こえたかと思えば高い植え込み越しからのようだ。
良く見れが木越に甍が見える。
植え込みが切れたところに階段がある。
上ってみればお寺さんだ。
吉見観音さんの境内に入り込んでいたのだ。見上げれば三重の塔が立っている。木地の色は白いので珍しい。古色蒼然としていない。
このお寺坂東札所11番で送検1200年も経つと言う由緒あるお寺。
本殿で金色に輝くご本尊に手を合わせる。
お賽銭箱が無い。よくよく見れば本殿の回廊と同じ高さの所に桟が切ってある。
お賽銭を投げ落とすことになった。
本殿前は植栽がよく手入れされてあってきれいだが、裏は荒れ放題、
表裏でこんなに手入れが違うのかと驚いてしまう。
修行僧がいないという事か。
観音様に次は吉見百穴に向かう。
この道「願いごとの道」と銘打った巡礼路でもあるとのこと。
八坂神社、この神社はちょっと荒れ気味、からその前の北向き地蔵、このお地蔵さん占いが良く当たるとのことで占い師さんの信仰が厚いとか、さらに舗装道路を進んで弁天様をお祀りしてあると言う龍性院を右に見てうっそうとした雑木林を過ぎたところが百穴だ。
入場料300円を払って中へ。
なるほど丘の法面に多くの穴が見える。
この穴古墳時代後期の死者を埋葬する墓穴とのことだ。
大きめの穴を覗くと確かに死者を横たえられるように高さを違えて違えて掘ってある。現在219個が残っているという。
またここには戦時中に軍需工場用に掘った大きな洞窟もある。
掘るには適する地層であったためか。
下りて売店で「氷あずき」を頂いて体を冷やした。
整備されている道ではないので山道を歩いているような感じだ。
やっと着いた本曲輪も草ぼうぼうだ。
土塁や空堀も良く残っているとのことだが草の下に入ってしまって良く見えない。
城ブームの昨今、もう少し整備してほしいものだ。
このお城のすその「ぴんころ観音」の当選時を右に見て
東松山駅への道を汗を拭き拭き歩く。
駅には徒弟通り11時到着だ。
朝早いとあって朝露で道路は濡れているし、湖から靄が上がっているし、木立を梳けて差し込む光は見事だし、良いものを見せてくれた。
さらに吉見の百穴に先駆けて黒岩の横穴群も見ることができた。パンフレットでは穴がくっきりと映っていたのだが、雑草に穴が半分ふさがれたりしているのが残念。早起きは3文の得とはよく言ったものだ。
帰りの電車の接続が巧く行って昼過ぎには帰宅。
午後いこいの家に卓球をしに行く。
メンバーはこちとらいれて4人しかいなかったが、
初心者はいなかったので、バチバチ打ち合う。
楽しい卓球ができた。
万歩計25256歩
by mmmbokuten | 2017-06-10 17:57 | 旅行 | Comments(0)